ななころびやおき

二次元から三次元に推しを変更したオタクの話

BTS「Don’t Leave Me」深読み解釈

 

ツイッター連動用にnoteに掲載していたのですがこちらがメインなので載せます。

 

 

BTSのアルバムを購入したオタクが、新曲で一番好みだったDLMを深読み解釈するだけの記事です。
この曲の歌詞にある「君は僕の鼓動」がやたらと引っかかりまして。じっくりと歌詞を深読みしたらなんとなく物語が見えてきたのでこの場を借りて発表します。ただのオタクの深読み解釈だよ。いいか!イメソン大好きなオタクの深読み解釈だからな!分かったな!!!

 

 

 

早速始めますが、深読みイメソンオタクの結論から言うと、「君は僕の鼓動(物理)」になったんじゃないかと。

 

なんらかの事情(歌詞では何も触れられていないのですが、例えば交通事故や不慮の事件に巻き込まれるなど)で、「君」と「僕」二人して心肺停止に陥ります。比較的外傷の状態が良い「僕」と、外傷が激しく助かる可能性が極めて低い「君」。無情にも、「僕」を助けようと世間の力は働くでしょう。君の心臓は僕に移植され、「鼓動」として僕の中で鼓動を再開します。走り出した鼓動は決して僕の元を離れません。そう、Don’t Leave Meというわけです。

 

…という設定で歌詞を紐解いていきましょう。

 

 

『君の言葉にはいくつの意味があるように聞こえるから』
→ 仮に君=彼女、僕=彼としますが、彼女は前々から臓器移植に納得をし、意思表明をしていたのでは? 彼はこのことを聞かされていて、頭では理解していても実際そう考えることはできない、というところでしょうか。このご時世簡単に臓器移植の意思表示を出来る人は少ないですから、彼にとっては彼女が生き急いでいるように見えたのかも。命を大切にしているようであり最期は足掻かないというある意味潔く生を切り離す彼女の言葉の意味を、彼は測りかねているようです。

 

『謎の足跡 見つけたらFollow』
→ 謎の足跡は出頭する医師の足跡なのか。それとも僕と君の命を脅かす悪魔か何かの存在のものなのか。どちらにしても意思決定ができない彼は従うことしかできません。

 

『追い込まれるmy shadows 光の裏側に潜めたwhat?』
→ 二重の意味があるように取れます。my shadowsが彼の潜在的な意識だとしたら、命の危機により追い込まれ、また、彼女の臓器移植を受け入れることしか出来ないという現実にも追い込まれています。
また、生を光、死を闇とした時、迫り来る光の裏側には移植という彼にとっての大きな疑問と不信が残ります。しかし彼女によってもたらされた光(生)により彼の闇(死)は追い込まれて消滅します。

 

『会えない君だけが知るmy answer 途切れる前に I wanna know everything』
→ そのままです。彼女のことは彼女だけが知っています。途切れる前に とは、彼女という存在が途切れる前に。死ぬ前に。彼は彼女の何もかもを教えてくれと願います。

 

『時が流れるほど深まる君の 過去と未来の間にいる僕は』
→ 少し時系列が進んだのでしょうか。生き長らえた彼の葛藤は続いています。時が経てば経つほど彼女の心臓と彼の身体は馴染んでいきます。深まっていきます。彼女の中で心臓が脈を打っていた過去、彼の中で脈を打つ未来。現在という狭間にいる彼の言い表し難い葛藤です。

 


『Don’t Leave Me
I believe 走り出す No ending...君は僕の鼓動』
→ そのままです。君は僕の鼓動として側で走り出し、終わりを迎えることはありませんでした。

 

『例えどんな雨に打たれても 例えどんな闇に消されても 救い出すよ必ず 君は独りじゃない』
→ 今となっては雨に打たれるのも闇(死、若しくは彼女を亡くした事実)に消されそうになるのも「僕」ですが、運命共同体となった二人は苦しみも同時に感じることでしょう。その度に彼は彼女を救い出すと誓っています。

 

 

『動くはずない時計の針が今 一歩一歩踏み出すようにmoving on』
→ また時系列は戻ります。手術が成功した彼の心臓が、動き出したときのことでしょう。

 

『Calling me passing me すれ違いall of it destiny』
→ 明記されてはいませんが恐らく愛する彼女から心臓を移植された彼の苦しみ、痛み、哀愁。

 

『それでも始まるone way race 離れ始めてもthat’s ok
You don’t gotta worry bout a thing
nah Not a thang
今度は僕が送る番 必ず届けるyour thaughts』
→ 無情にも時は進んでいきます。いつのまにか、僕も君も、平気になる時が来るのです。抱いた苦しみを解放すると同時に、彼は真の意味で彼女を見送ることができます。

 

『時が戻せるなら出直せるのに 陰と光の間にいる君は泣く』
→ 当時に戻れるとしたら。きっと彼女は生と死の間でひとり泣いています。

 

『Don’t leave me
I believe 手を伸ばす No ending...君が僕の希望』
→ 生きていくために止まってはいけない鼓動。生きていくために必要な温かく大事な思い出。そのどちらにも成り得てしまった彼女は、間違いなく彼の希望です。

 

『例えどんな雨に打たれても 例えどんな闇に消されても 目を閉じずに感じて 君は独りじゃない』
→ 一番と少しだけ違いますね。目を閉じずに という歌詞が引っかかりますが、どうにも彼の希望的観測に思えます。目を閉じる=死だとしたとき、彼女に死なないでいて欲しかったという彼の悲痛な叫びが垣間見えます。本当は生きて彼の想いを感じて欲しかったのでしょう。当たり前ですが。

 

『全ては秒速で過去へ 今を生きる意味を知った 君と出会って』
→ 時の流れは残酷で、そして美しい。彼女の生きた証を得た彼は、鼓動の音を感じる度に生きる意味を理解するのでしょう。

 

『☆』
→ 同じ

 

 

以上、深読み解釈としてはこのような感じです。
この深読みだとタイトルの「Don’t Leave Me」が一番濃厚に回収できるなぁ…と思った結果。世界の防弾少年団が日本のA.R.M.Yの皆さんに切ない愛の物語を届けてくれました、最高だな👏

 

歌詞全文を見て、深読みして、そのままのテンションでせっせと書き綴ったので矛盾している点があるかもしれませんが!まあお手柔らかにな!そこはな!!!よろしくな!!!
全世界のオタクの皆さん、どうかDLMを深読み解釈してくださいお願いします。私が読みたいので深読みしてください🙏🙏🙏🙏🙏