ななころびやおき

二次元から三次元に推しを変更したオタクの話

ジャニーズWESTさんがDVD&Blu-rayで24から感謝を届けてくれた話

 

どうも、記事を投稿していない日でもまぁまぁのPV数があってびびっている私です。普段と変わりませんがタイトルそのままの話をします。

 

 

なんやかんや下書きに溜めておいたら時間が空いてしまいましたが、コニシに発売されましたね。ジャニーズWESTの初ドーム公演が収録された「24から感謝届けます」のDVD&Blu-rayが。

奇跡が起きたため23日にフラゲが出来た私は朝から晩までひたすら24コンを見て過ごしました。一体何度泣いたことか………。ティッシュボックスを傍に置いて見ていたオタクの図はさぞかしマヌケであろう。しかし、ティッシュで涙を何度もなんども拭っても涙は溢れてくるし、泣く行為は生理現象だから仕方がないよね!!!泣くこと覚悟してたけどナイアガラの滝並みに泣いたわ!!!

 

一言でいうと本当に素晴らしい映像作品だと思う。

まず収録時間が長いという点が大変素晴らしい。本編(25日のオーラス)がたっぷりほぼ丸々収録されているし、特典のドキュメンタリーは90分近くある。JUMPと違ってマルチアングルなんてものは無いけれど、記念すべき初ドームのドキュメンタリーをつけてくれたのはオタクが考えていることに寄り添った判断だったなJEさんよ…と感謝しかない。JUMPはマルチアングルはあるけどドキュメンタリーは最近はないもんね。どちらの手法も一長一短、満足するかはオタクの趣味趣向次第だけれど、今回に関しては本当に「ドキュメンタリー」という本番までの裏側をオタクにお裾分けしてくれたことが心底嬉しかった。

 

話は遡るけれど、私がジャニーズWESTさんの所謂ファンになり担当を持ち始めたのはほんの一年程前だ。少クラパリマニで気になってそこから一気にズブズブ。まぁそこらへんは過去の記事を読んでくだされば分かると思うのだけれど。

だから、正直「ジャニーズWESTが単独で初ドーム公演をする」ということの重みやら感動やらというものにいまいちピンと来ていなかった。へぇー初ドームに立つんだ!凄いなあ、くらいにしか思っていなかった。行きたいけど行けるかなぁ、くらいにしか。2016年の下半期、私はとてつもなく忙しく、クリスマスに大阪に行ける保証がなかった。おまけにゴタゴタしていたせいで気付いたらチケット申し込み締切日を過ぎていた。あほである。でもまあ、行ける確証がなかったのでチケットを申し込まなかったことに関しては正しい選択だったと思っている。つまり、行けたらそりゃ嬉しいけど行けなくても外野から念を送っとくからいいかぁ、行ける人楽しんでこいよ〜〜〜くらいの気持ちだった。

 

そんな私が、24日の公演に入った。

行ける確証が持てたのはクリスマスの一週間前。行けそうだな、やっぱり行ってみたいな。ついったーで検索かけてみよう。そんな単純な思考でとりあえずその旨を呟いたら、長年のフォロワーからお声がかかった。私の友人の名義だけど丁度余らせてるから行くか?と。いやそんな奇跡みたいな話ある???と心底思ったよね。しかも声をかけてくれたフォロワーは長年の付き合いとはいえ関東と関西在住だったので会ったことはない。ニコ動歌い手がついったーをやり始めた頃からの付き合いだからそれこそ6.7年の付き合いではあったけれど、同い年で、大阪に住んでいて、彼氏がいて、とか。その程度のことしか知らない人だった。最近中間淳太が気になるからって友達に話したら連れて行ってくれることになったけど一緒に行く?その友達とも同行になるけど…………って。神からのお告げかと思ったから二つ返事でお願いしますと答えた。持つべきものは人との縁と運とタイミングだなと思った。何年もの画面上の付き合いを経て、実際に会った人とその人の友人。なんだか感慨深かった。ジャニーズWESTが京セラで公演をしなければ会えなかった人達。アイドルの力は本人達の見えないところで確かに発揮されているのだなと感じた出来事だった。奇跡みたいな縁と運とタイミングで私は24日の公演に入れて、奇跡みたいに輝いているアイドルが歌って踊っている姿をこの目で見ることができた。

 

 

 

私が今まで体験してきたライブで、絶対に超えられないなという公演がある。それは宮野真守の3rdツアーであるWONDERING。私が初めて生で宮野を見たツアー。まだ箱が小さくて、アリーナ席で、トロッコ演出のときには1メートル以内に推しがいた。生のコントを見た。楽しそうに歌って踊って喋る推しと、推しが信頼を寄せるバンドメンバーとダンサーがそこにいた。まぁここらへんも推し変歴の記事を読んでもらったら一発で分かると思うのだけれど、兎に角人生でこれ以上のライブはないと思っていた。思っていたし、8年近くそれは揺るがなかった。宮野がはじめて武道館でライブを行った時も感動したし応援してきて良かったなあと胸を張ったけれど、一番最初に経験したライブというものはこれ程心に残るものかぁ、とも思った。宮野がどんなに塗り替えていっても、私の中ではじめて宮野の笑顔を生で見た日というものの重さは変えられなかった。宮野本人も、じゃんぷも。

 

にも関わらず、それが一発で塗り替えられた2016年12月24日。私にとっての革命だよね、革命。

縁に恵まれて大阪まで行けて(しかも初の遠征)、そこで素晴らしいアイドルを見れた。素晴らしいコンサートを経験できた。WESTの何が宮野を塗り替えたの?と聞かれると困るのだけれど、結構な序盤で泣きそうになる桐山照史の真っ赤なお目目とか、「僕たちをここに連れてきてくれてありがとう」「生まれてきて良かった」「出会ってくれてありがとう」という言葉とか、静かに落ち着いて一言一言噛みしめるように挨拶する小瀧望とか、込み上げてくるものに勝てずに歌を詰まらせてしまう神山智洋とか、「あの時の俺があそこで見ているようで」と弾ける笑顔で客席側に手を振った重岡大毅とか、何も言われていないのに自主的にそれぞれのメンバーカラーで客席を染め上げるオタク達の細かな気遣いとか温かい空間とか。セクゾちゃんのモノマネをする濱田崇裕とか、テレビ局で偶然楽屋が隣になった際に互いに相手の〇〇様という紙の隣で写真を撮ったというシンクロを見せただけでなくコンサートのMC中にそれを知る重岡大毅藤井流星とか、メンバーを絶対に否定せず優しく全てを包み込むような言葉を掛けてあげる中間淳太とか(奥さん芸はこそばゆくなるけど)。

多分今考えるとそういうところだと思う。新規だからJr.時代コーナーは、あーこれつべで見たことあるわくらいの感想だったからコレという決定打にはならなかったけれど、アメフリ→レインボーのイントロが流れ出した瞬間に周りのオタク達が泣き出したのを見て、きっとあの時のあの空間はオタクにとってもアイドルにとっても幸せで満たされた唯一無二の空間だったんだなぁと思った。新規だから、デビュー前のゴタゴタも雑誌の記事やオタクの呟きで得た知識しかなく、正直「そうだったんだ」という気持ちだったけれど、あんなにコロコロと表情が変わるアイドルを見ていたら、如何にこの京セラドームに立つという事実が彼らにとって重要であり重大なことであったのかがなんとなくわかった。新規でも、わかるのだ。それだけ伝わってくるものがあったし、だからこそ私の中の最高が塗り替えられてしまった。

 

 

ここで現在に話の軸を戻そうか。

24から感謝届けますの円盤は、そんな新規の私でも何度も何度も感動して泣いてしまうくらい、彼らアイドルの気持ちが詰まったものだった。ドキュメンタリーで、淳太くんが「ジャニーズWESTですと名刺を渡すことになるから最初は分かりやすい曲でいきたかった(ニュアンス)」と話していたけれど、まさにその通りだった。世間様が持つジャニーズWESTのイメージをまず見せて、そのあとガラリと空気を変えてダンスナンバーを披露する。淳太「SCARS→Can't stop→Criminalは一度やったことがある流れやけど、そのイメージが強いと思うからそれも見せたかった(ニュアンス)」という言葉にも納得する。そしてJr.時代コーナー。淳太「昔を知らなくてごめんなさいとかよく言われるんですけど僕達は全然良いんですよ。けど、お客さんのその気持ちを少しでも払拭してあげたくてJr.時代コーナーをつくった(ニュアンス)」神ちゃん「昔を知ってる人にも楽しんでもらえるし、知らない人には昔こんなことしてたんやって知ってもらえる(ニュアンス)」と、きちんとした理由付けが出来ているセットリストの説得力たるや……。24コンが終わってからメンバーがラジオで「デビューして時間が経つとJr.時代の曲を披露する機会はほとんどなくなる」「デビューしてから知ってくれた人はJr.時代の曲を知らないし、知らない曲がコンサートで続くとつまらないんじゃないか」「Jr.時代の曲を披露できるのは今回が最後なんじゃないかと思った」(全てニュアンス)と話していた。今後の事も考えて今がタイミングだ!と判断してこのセットリストにしたジャニーズWESTはとても利口なグループだと思う。変化を取り入れつつも毎度お馴染みのパラパラコーナーは健在で、他にも時期を考えたクリスマスメドレーコーナー、アルバム曲から温かい歌詞のオンパレードであるボクらをチョイスする粋な計らい、個性ある変化で魅せるダンス曲の応酬、かと思えばそこら中を全力で走り回るコンサート定番曲、一人一人気持ちが溢れ出る最後の挨拶、彼らが大切に育ててきた「All my love」を最後に持ってくる演出等々、多様性は勿論のこと、セットリスト全てが理由付けされた完璧なものだった。WESTは計算され抜いたセットリストだと思うという呟きを見掛けたけれど本当にその通りだなぁと思わざるを得ない出来だった。なにより分かりやすくジャニーズWESTを表現しているから、新規でも上手に飲み込むことができる。泣けて笑えて踊れてまた泣けて。映像作品なのにとても臨場感のある出来になっていた。私の最高を塗り替えたコンサートが、80%くらいは詰め込まれたものだったんじゃないかと思う。

 

どこが良かったか、どこで泣いたか。そんな話をしだしたらキリがない。キリがないが、項目付けをしようと思う。

第一に、先程も書いたが収録時間が長い点がまず素晴らしい。本編の他に初ドームという記念すべき公演の裏側をドキュメンタリーとして収録してくれたことが、果てしなく素晴らしい。

第二に、メンバーの挨拶を惜しげもなく見せてくれたところが素晴らしい。収録時間が長くなっても構わない、編集が大変でも構わないというスタッフからWESTへの愛のようなものが垣間見れて、とてつもなく好きだ。WESTはMCでもラジオでもメイキングでも、周りで動いている全てのスタッフさんのエピソードを小出しにしてくる。マネージャー、舞台監督、コンサートスタッフ等々…。その度に彼らWESTがいかにスタッフさんを大切にしていて、そして大切にされているかが伝わってくる。クリエイター同士の信頼関係のようなものがいつも見てとれる。今回、挨拶やMC、裏方でもWESTちゃんはスタッフへの感謝を口にしていた。勿論ファンにも。感謝を伝えるまっすぐで曇りのない言葉を、カットなしでまっすぐに伝えてくれた。そこにある様々な形の愛情を垣間見れて、わたしは嬉しかった。何度も言うが、円盤につける特典は何通りもある中、オタクに寄り添った選択をしてくれたことがとても嬉しい。それだけでオタクうれしい😂

 

第三に、コンサートの構成自体が素晴らしい。先ほども触れたが考え抜かれたセットリスト。演出や舞台設営。煽り方。そのどれもがWESTらしくて素晴らしかった。まぁ初ドームだからドキュメンタリーはいつもより少し真面目だなと思ったけど、初ドームから普段のようにわちゃわちゃボケかましてたらそれはそれでこいつらのメンタルすげぇな!!!となるのでそこはなんでもよい。裏は緊張感満載だけれど面(MC)はわちゃわちゃしていたので切り替えが上手だなーと逆に思えた。笑いや手振り曲、あいさつ、アンコールまで全て含めて「手塩にかけて育てられたもの」のようなコンサートがそのまま円盤になった。それだけでもうなんでもいいや!!!!!

 

つらつら書き綴ってきたけれど回りくどいな。とにかくジャニーズWEST最高だよ!!!最高だからとりあえず見よう!!!みんな見よう???CHO-EXTACYで性癖を感じよう???エエやんけェの智子のかわいさにひれ伏そう???挨拶で号泣しよう???かわいいサンタさん達に癒されよう???一番最後に上手にまとめる流星と神ちゃんのりゅかみ芸を拝もう???そして私の自慢の自担のイケメンさと可愛さと色気を見てくれ(結局そこ)

 

今までの話を総括すると、国民の義務に「24コンの視聴」を追加してほしい、ということです。