ななころびやおき

二次元から三次元に推しを変更したオタクの話

今聴いてほしいサウンドトラック15選

 

皆さま突然ではありますが、先日まで放送されていたドラマ、コードブルーの三期は見ていましたか?私は青春と共に一期から成長(?)してきた人間なので漏れなく全話見たのですが、どうしても気になることがありまして。

 

それは。

何故かコードブルーの劇伴でアニメ十二国記の風駿という曲がアレンジされて使われていたこと。何故なのか。全く理由が分かりません。なんの関りがあるんだ???

 

調べてみたところ風駿はどうやらフリー素材になっているようなのでまぁアレンジして使われることには問題ないとは思うのですが、如何せん十二国記好きとしては全く共通点が見つからなくて頭を抱えたよね。テイスト違いすぎるだろ!www

 

とまあ私が言いたいことはそこじゃねんだ。確かにコードブルー1話で藍沢先生のアクティブ開胸&挿管シーンで十二国記のわりと感動的なシーンで使われている曲が流れ始めたときは頭の中にハテナマークしか浮かばなかったのは事実だけれど、そこじゃない。私が言いたいのは、風駿って良い曲だよね!ということ。

 

十二国記の音楽は好きでサウンドトラックを持っていたのでアレンジされて流れたときには直ぐに分かったのだけれど、こういったことが多々ある。バラエティーを見ていても今の曲はあのドラマのサントラだね!とか、かなりの頻度である。直ぐ分かる。何故なら私がサントラマニアの域に足を踏み入れているから。

 

 

コードブルーをきっかけに久しぶりに十二国記のサントラを聴き返してみたら、改めてサントラの良さを思い出しました。最近ジャニーズにかまけてジャニーズの曲しか聴いてなかったからね。やはりサントラの魅力に憑りつかれたら最後、抜け出せません。

ということで二次元出のジャニオタが勧める、いま聴いてほしいサウンドトラック15選のはじまりです。ジャニオタって意外と色んなジャンルの曲を聴いているイメージがあるからこの辺りで押し付けておこうかなと思ってね!!!先に言っておくけれど自己満足だよ!!!!!!!!

 

 

 

1.「十二幻夢曲(Piano solo)」 アニメ 十二国記オリジナルサウンドトラックより 梁邦彦

初っ端からクライマックス。きっかけになった十二国記のサントラからまず一曲もってくるのが礼儀(?)でしょう。風駿じゃねえのかよ!というツッコミは無しな。

タイトル通りピアノソロのわずか三分ほどの曲ですが兎に角泣ける。十年位前に某笑顔動画サイトでこの曲に自然の美しい写真を合わせた動画を見たときからこの曲の聴き方が変わった(今はもう削除されている)。美しい情景を想像しながら酒を片手に静かな部屋でひとりで聴いてみてほしい。邪念がなくなりそして泣ける。寝る前の無の時間に静かに聴くのもオススメだぞ!決して私が情緒不安定な寂しい人間だから泣けるとかそういうことではないと思う。思いたい。

たった三分なのに三時間くらいの大作映画を観た後の爽快感を味わえるので大変良い◎

 

2.「Strangers」 アニメ WOLF`S RAIN O.S.Tより Raj Ramiyya

私の大切な推しが大役を務め実力でその名を刻み込んだ、大事な大事なアニメのサントラから一曲。

トランペットがとにかく優しい音色で良い味を出している。ストリングスも丁寧で優しく、ボーカルの男性の声色はまるで手触りの良い柔らかなヴェールのよう。全編英語詞だが検索すると和訳が出てくるので照らし合わせて聴いてほしい。アニメの内容を知らないと完全に一致することは難しいかもしれないが、苦悩や葛藤が描かれているため心に染み入る部分はあるはず。メロディーも穏やかで起伏が少ないので聴きやすい。私がウルフズレインのサントラで一番好きな曲。

 

3.「velle」 アニメ 残響のテロル オリジナルサウンドトラックより 菅野よう子

個人的に、刀剣乱舞へし切長谷部のイメージソングだからわかる筋の人聴いてくれ頼む。長谷部にキリエエレイソン(主よ、憐れみ給え)って言わせたいだけなんじゃ。

 

4.「INFORMATION HIGHT」 アルバム The Cream P・U・Fより SHARON APPLE

友人に勧められてドハマりした曲。言わずと知れた(?)アニメ マクロスプラスの名曲。

かなりエレクトロニックな出来になっていて当時のアニメ劇伴とは思えないくらいに近代的で前衛的。常に同じビートが刻まれていて、ベース音も同じフレーズの繰り返し、それ故に中毒性が高い。アニメサントラということを抜きにして一度聴いてみてほしい。あまりにもシャブすぎるので聴くときは覚悟を持て、と言いたい。当時の自分に。

 

5.「傀儡謡 怨恨みて散る」 アニメ イノセンス O.S.Tより 西田和枝社中

聴いていると死ぬほど不安になるがなぜか聴いちゃうこれもある意味のシャブ曲。

攻殻機動隊の先駆けになったイノセンスという作品の冒頭でかかっている曲で、そのシーンと相俟って印象深く記憶に残っている人は多いのではなかろうか。兎に角不安になる音の羅列。兎に角不安になる声。兎に角不安になるのオンパレード。心霊番組でかかっていても何らおかしくない曲だが、本家の映像と合わさると妙に自然に馴染むのがいっそのこと恐ろしい。映像と合わせて聴いてみてほしい一曲。

西田和枝社中というのは民謡合唱団のことで、彼女らが歌う雰囲気がただただ異様で、歌詞も異様で。この独特の世界観を築き上げた作曲家、川井憲次の才能に驚くことでしょう。

 

6.「交狂詩 GeHeNa 第二楽章:A-maimon」 アニメ 青の祓魔師オリジナルサウンドトラック1より 澤野弘之

正直死ぬほど迷った。交狂詩 GeHeNaは優秀すぎて一楽章から三楽章まで全部好きなので、正直死ぬほど迷った。ただ、第二楽章の、あれ?この曲いったん終わったのかな?…と見せかけてからの盛り上がりが最高すぎて…大大大好きすぎて当時めちゃくちゃに聴いていた。聴きこんでいた。そもそも作曲家である澤野さんのファンなのだが、澤野さんの代名詞である医龍のサントラよりも、青エクのサントラの方が好きでたまらなくて何回も何十回も聴いて澤野さんの音楽性にどっぷりと浸かっていた思い出。

交狂詩は三楽章とも怪しい異国情緒な雰囲気が特徴で、サブタイトルにアニメのキャラクターが使われているのだが(二楽章だとA-maimon(アマイモン)の部分)、そのキャラクターを的確に表している。尚且つ交響曲的な音楽展開も楽しめて兎に角お得。元値から30%割引くらいお得。全体的にかなり疾走感のある展開で、一見して救いがなさそうな展開なのに、三楽章の最後でじわじわと盛り上げていって静かに、まるで息絶えたかのように余韻を残して終わる箇所は聴きどころ。まあこれ三楽章の話なのだが。見出しは簡易的に二楽章で書いているが全楽章ともにおすすめできる。

青エクのサントラはアニメ版で二枚、映画版で一枚出ているけれど個人的にはアニメ版のOST1が一番おすすめ。

 

7.「命の在り方」 アニメ PSYCHO-PASS サウンドトラックCDより 菅野祐悟

私が尊敬する劇伴作家のひとり、菅野祐悟さんの曲。謎解きはディナーの後での劇伴も担当していた方なのでジャニオタもピンと来そう。

ピアノがメインの曲で、弦楽器が伴奏を務める。構成的にはシンプルなものだが、それ故に聴いていると酷く切なくなる。正直アニメのタイトルでもある「PSYCHO-PASS」という曲と迷った。インパクトやキャッチーさではやはりPSYCHO-PASSの方が勝るが、私は「命の在り方」というタイトルの重さと曲自体の静かなる闘志に惹かれた。本当これはアニメと合わせて見て、聴いて(結局そこ)。この曲は夜ひとりで外を歩きながら聴くと心の底からしんどくなるのでおすすめだよ、とんでもなく切なくなるよ。

 

8.「探偵ガリレオ」 ドラマ ガリレオ オリジナルサウンドトラックより 菅野祐悟

「実におもしろい」(CV 福山雅治

菅野さんつながりでもう一曲。この曲は聴いたことない人はいないんじゃないか!?というくらい有名な曲だと思っている。ガリレオが月9で放送されていた当時、ドラマ自体が物凄く流行っていたわけだし、その後映画も放映されたわけだし、知ってるだろ!!!という体で書く。

ドラマガリレオのテーマ曲であるこの曲は、オーケストラ編成で、冒頭の(恐らく)鉄琴のソロが印象的。その後ハープソロを経てピアノがメインを務めあげる。恐らくこの辺りがかなり有名な一節で、ドラマを見ていた視聴者の中に刻まれているフレーズだと思う。そうだと勝手に思っている。この曲は楽器の移り変わりが激しく、また、曲調も途中でがらりと変わる構成になっていて、オーケストラの一作品として聴いてもとても聴きごたえがあると思う。サントラでは中々使われないコントラバスのソロという見せ場があるのも非常におもしろい。様々な楽器が入り混じってソロとメインをこなすので演奏する側からしたら大変だがその分ドラマに華を与えてくれる。ガリレオのドラマが成功したのは菅野さんのこの劇伴があったからだと私は思っているし、なにより菅野さんの代表作になっていることがオタクとしては嬉しい。探偵ガリレオという曲は、最後はヴァイオリンのソロで終わるのだが、その終わり方が妖しく狂気に満ちていて実に面白い。実におもしろいよ。

因みになんですが、福山が謎解きの方程式を解いているときにほぼ100%の確率で流れる「vs.~知覚と快楽の螺旋~」という曲もかなり好き。福山雅治作曲。

 

9.「ソウルケイジ」 ドラマ ストロベリーナイト オリジナルサウンドトラックより 林ゆうき

ドラマ繋がりで大好きなストロベリーナイトから一曲選んでみた。林ゆうきさんは、最近だとドラマ嘘の戦争の劇伴を担当していたのでジャニオタにも記憶に新しいのではなかろうか。アニメだとハイキューあたりですかね。様々なジャンルに音楽を提供している劇伴作家さんで、私がとても尊敬している方の一人。

とにかく切ないの一言に尽きるこの曲。一個人の感想だけれど、救いがない曲。時折暖かさを感じさせながらも、救いがない、全体的に切なく冷たい一曲。氷一面の冷え切った銀世界にたった一人で佇んでいるような情景が浮かぶ。原作と連続ドラマを見ていた人は分かると思うけれど、姫川玲子シリーズのソウルケイジという物語自体がとても愛にまみれた悲しいお話であって、その世界観を丸ごと写したような曲だ。聴いていると泣きそうになるので時折井岡のテーマソングである「ナニワ刑事」を挟みながら聴くと良いでしょう。落差にほっこりするので。またある時はガンテツのテーマ曲(だと私は思っている)である「嬲レ穢セ」を聴いても良いでしょう、また落差に驚き鳥肌が立つので。

ストロベリーナイトはドラマ版サントラと映画版サントラが出ているが、個人的にはドラマ版がおすすめ。ドラマ版に収録されている「ストロベリーナイト」というアレンジなしのテーマ曲と、姫川玲子が閃いた時にかかる「Sleeping Beauty」もかなりおすすめ。ソウルケイジと似たような系統なら「ナミダノ痕」も聴いて欲しい。3:10あたりからの盛り上がりが凄まじくて、聴くたびに鳥肌が立つ。こちらも救いはないタイプの曲なので、目を閉じて、夜中に一人で布団に潜って聴いて欲しい。ただ間違っても「祷リ踊レ」と「鉄ト肉」だけは夜一人で外歩いてる時に聴いたら駄目だからな!怖すぎるからな!駄目だぞ!!!安全な場所(?)で聴くんだぞ!!!

 

10.「LIAR GAME」 ドラマ LIAR GAME オリジナルサウンドトラックより 中田ヤスタカ

みんな大好き中田ヤスタカサウンドでありみんな大好きライアーゲームだよ!!!ライアーゲームどちゃくそ面白かったよな!!!そのテーマソングだぞ!!!みんな大好きだよな!!!(決めつけ)

 

11.「6番目の駅」 千と千尋の神隠し オリジナルサウンドトラックより 久石譲

お次もみんな大好きジブリでありみんな大好き久石譲だよ!!!数あるジブリのサントラほぼ全て持っていてほとんど全曲大好きだから決めきれなかったけれど、その中でも特に好きなこの曲。千尋がハクを救うために釜じいから電車の往路切符だけを譲り受け、カオナシ・坊達と共に銭婆の元へと向かうシーンで掛かっているこの曲。聴きどころはなんていったってそのしっとりとした哀愁感。ピアノはそこまで得意ではないと言った久石譲が奏でる鮮明で透き通ったピアノの音色がただただ胸に染みる。いや、このサントラで久石さんがピアノを弾いているかは定かではないけれど、ピアノの旋律が嫌というほど胸に染みて苦しくなるところがたまらない。千尋の心情を想像しながらこの曲を聴くと胸が締め付けられて痛くなる。釜爺「愛じゃよ、愛」に納得してしまう一曲。

 

12.「星をのんだ少年」 ハウルの動く城 オリジナルサウンドトラックより 久石譲

決めきれなくてもう一曲。アシタカせっ記とめちゃくちゃに迷った!が、僅差でこちらの勝利。なんてったって冒頭のトランペットソロが至高だからね!!!至高すぎない!?!?ロングトーンの末に半音下がる箇所なんか鳥肌必須だし、入れ替わるように入ってくる弦楽器隊がこれまた寒々しくて。妖しい和音の木管楽器ニゾンを経て登場してくるコールアングレ。下に跳躍する際に音が下がりきらなくて一瞬だけ掠れるのもまた生音収録という臨場感が溢れていてたまらなく好き。続くフルートソロ、トランペットソロ。技術を突き詰めた人たちが奏でる久石さんの音楽はこんなにも生き生きとしていて音が弾むものなのだなと思い知らされる。特に後半は徐々に明るい曲調の場面も見られるので、そのたびに音色の臨場感に驚かされる。収録音源にも関わらず。

なのに、なのによ、最後は曖昧な含みを持たせて曲が終わる。なんてずるい終わり方なのだろうと思う。含みをもたせることで物語の幅を広げている、完敗。久石譲の才能に完敗。彼はいい加減に人間国宝に認定されても良い頃だと思う。

星をのんだ少年は、映画とともにわたしの心に残る大切な一曲。

 

13.「The Ultimate Soldier」 “EVANGELION:3.0” YOU CAN (NOT) REDO.より 鷺巣詩郎

「Gods Message」「Gods Gift」とめちゃめちゃに迷ったのだけれど、やはり映画冒頭でこの曲が流れたときのインパクトは凄まじかったよなぁという結論に達したのでこちらにした。新劇のサントラの中では個人的にQが一番好みかなぁ。序は今までのテレビシリーズや旧劇のサントラを土台にアレンジを加えたものという感じで、破は全く別の角度から音楽を立ち上げてきた感じ。Qはどちらかといえばアニメ版や序の大まかなくくりを土台にして作られた劇伴のような気がして好み。

この曲、何が良いって曲冒頭の金管楽器の怒涛の連符地獄でしょうよ。というよりホルンのみかな、連符に追われているのは(笑)最初は三連符で刻んでいるのに途中でさり気なく16分音符に変わっていることに映画館で気付いたとき、めちゃくちゃ鳥肌が立った。こういう盛り上げ方をするのだなと。鷺巣さんの劇伴は正直エヴァのものしか知らないのだけれど、この方は盛り上げ方が丁寧で繊細で且つ計算されているなと改めて感じた。アニメ版のオーソドックスなエヴァ音楽も好きだけれど、毛が生えたエヴァも新たに楽しめるから大分好き。

因みにTUSと迷った二曲、Messageの方は分かりやすいエヴァンゲリオンQという感じで好きで、Giftの方は冒頭のダダッッダッダッダッッダダーと最後のトランペットのどちゃくそ渋いソロが好きすぎて同じくらいかなりおすすめできる。トランペットソロ、たまに本気で必殺仕事人が流れ始めたのかと思って戸惑う(伝われ)。

あとサントラ関係ないけどQのED「桜流し」最高じゃなかった!?最高だったよね!!!なんたるカヲシンイメソン……。 宇多田ヒカル本当毎回素晴らしい曲をありがとな。CD発売されないの悔しくて音源ダウンロードしたしピアノ耳コピしてめっちゃ練習した思い出。

 

14.「Gradus Vita」 OVA HELLSING OSTより 松尾早人

「よろしい、ならば戦争だ!!!」

 

…と、言いたかっただけ。

色々と規制が厳しくなっているご時世、もうこの作品のような原作とアニメを見ることは難しいのだろうなぁ。攻めに攻めまくった作品、HELLSINGOVA版サントラから一曲。

この曲をはじめて聴いたとき、ただのオーケストラじゃん!と思わずツッコんだ。一応わたしは、オーケストラとは別のジャンルとしてサウンドトラックを楽しんでいるところがあるのだが(区切りをつけているということ)、この曲を聴いたときその区切りが曖昧になってしまった。サントラの概念とはなんだ?オーケストラの概念とはなんだ?と柄にもなく考え込んだ、そして答えは出ていない。

ワルシャワ・フィル・ハーモニー楽団が演奏していると知った時もとんでもなく驚いた。なんたる金のかけ方、本気の入れ方。オーケストレーションを、勉強というほど勉強したことはないし実地で演奏して感じてきたことで話しているだけだけれど、この曲は本当にオーケストラ的というか、ロマン派~近現代の外国の作曲家がかいた曲と言われても納得してしまう程度の説得力がある。合唱付きなのもまた交響曲としての雰囲気を増大させている。語彙力が皆無すぎて上手く伝わらないね、兎に角クラシック的な劇伴音楽なんだよね。要所要所の管楽器の使い方がまさに交響曲マーラードヴォルジャークあたりが作曲してそうな感じ。

なにが言いたいかというと最高だということ。実はHELLSINGはこのOVA版のサントラしか持っていないのだけれど、聴いているとアニメ版も全部集めたくなるね。集めようかな。

 

15.「i do」 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX O.S.T 2より 菅野よう子

満を持して登場した感が凄い攻殻機動隊

わたし、冗談抜きで、この世で菅野よう子の音楽が一番好きで。攻殻機動隊も人生で見たアニメの中で一番好きで。攻殻のサントラは複数枚出ているけれどそのどれもが最高でどの曲も大好きだから選べなかった。が、なんだかんだこの曲を聴いているときが一番心が震えるなと思ってこれに。ぶっちゃけ菅野よう子縛りで記事ひとつ書いてやろうかと思ったけれど収集がつかなくなりそうなのでやめたよ…賢明な選択だったね…。

この曲も全編英語とイタリア語詞なので歌詞を理解しようとすると和訳が必要になってくるのだけれど、それを厭わない気持ちになれる程度にはこの曲とマッチしたアニメ本編が泣ける。無条件で泣けるゆえに、これほどの気持ちにさせてくれるi doという曲はどのようなメッセージを届けてくれようとしているのかが気になってしまう。そして、和訳して更に涙を流す(尚、文明の利器を活用する)。これね、攻殻の主人公の幼き日の淡い恋心を描いた曲だと思っているの。かつて抱いていたその心情に何て名前をつけようか迷いながら大人になった主人公が、その感情の先にいた人間と邂逅する。忌むべき敵として。名前がなかった感情が名前を得て、そして主人公がその感情と決別するまでを描いた曲だと勝手に思っている。だから泣ける。基本的に涙腺がちょろいからすぐ泣いてしまうのだけれど、攻殻二期の主人公の幼き日の話を見たとき本気で泣いた。またボーカルの歌声が良くてねぇ…。不安定さの中に芯の強さを感じる歌声が優しく歌い上げている。最高。イントロから泣ける、無理。攻殻最高!!!!!!!!!!!!!(結論)

 

 

何が書きたいのか分からなくなってきている。

正直、攻殻の曲はすべてが好きなので困る。攻殻一期といえばコレ!と言われそうな「inner universe」や二期のOPにもなっていた「rise」、笑い男編で絶妙なところで掛かって切なさを増長させていた「the end of all you'll know」、ただただ好きな「human step~aramaki's theme」「半島の東」、作品は変わるがDHARKER THAN BLACKの「クロ」「スーパー黒」「セキベツ」、さらに作品は変わってマクロスFの「Prologue F」「The Target」等々、好きでおすすめしたい曲を挙げたらキリがない!本当に菅野しばりで〇〇選やればよかったかもしれないなぁ。

 

 

こうして好きでおすすめしたい曲を書き出してみると曲調がほぼ同じで笑う。だいたい短調のくそ鬱展開の重く切ない曲がすきです。そういう曲でおすすめがあったら是非教えてください。

最近アニメを見ていないのでアニメやドラマ劇伴から遠ざかっては居たのだけれど、改めてサントラの良さを思い出したのでまた徐々に感覚を取り戻していこうと思う(決意)。

ジャニオタ結構いろいろなジャンルの曲を聴いているイメージがあるので、少しでもサントラ界隈に足を踏み入れてくれたらよいなと思ってこの記事を書いてみたわけだけれど、やはり最初から危惧していた通りの自己満足になってしまった。しかし気にしない!!!

 

みんな、サントラはいいぞ!!!!!!!!!!!!!!!

(書き終えてから思い出したのだけれど、クロノシリーズとFFを入れるのをすっかり忘れていた。解散)