ななころびやおき

二次元から三次元に推しを変更したオタクの話

小瀧望が七色の歌声を手に入れてしまったかもしれない件

 

ジャニーズWESTの本日発売のシングルを聴いた。どうしよう、小瀧望が七色の歌声を手に入れてしまったかもしれない。

 

私、以前書いた記事で、歌声を変化させることで表情をつけているのは重岡くんであると書いた。その時は、重岡くんだけが歌声の変化が激しいなと思っていたの。歌声を変えることで曲を差別化し、歌声を変えることで己の幅を広げ、歌声を変えることで歌手としての多様性を磨いていると思っていたの。いや、今でも思っていることは変わらないのだけれど。ただ、そうやって変化をつけているのが重岡くん「だけ」だと思っていたところから、重岡くん「ともう一人」に変わった。

 

 

そう、小瀧望が追加された。

今回のシングル発売で新たにWESTのラインナップに追加された4曲。4曲とものぞむさんの歌声が違っていて驚いた。よく意味がわからなかった。

まず『おーさか☆愛・EYE・哀』。これは比較的普段の小瀧望さんだと思うので割愛。

 

次、『Ya! Hot! Hot!』。「たからものを さがしにいこうよ oh yeah」のところ。これ以外に良い表現が浮かばなかったのでそのまま書きますが、普段の小瀧望の歌声にぶりっ子要素を多く含ませたらこうなるなという感じの声質だと思う。曲全体でいうと、ぶりっ子:ガキンチョ:普段ののぞむさん=4:3:3という感じ。良い意味で童心に返っている歌声だったと思う。

 

 三曲目は迷(名)作、『PARA! PARA! チャ〜ハン』。この曲、小瀧望に与えられた役割がとても沢山あって、聴いていて忙しい。まず冒頭の「キッチン立ってDance Time」は、そこまで激しい変化は無いにしても、毎回少しずつニュアンスを変えているので結構工夫をしていると思う。でもって珍しいのが、二番のラップが訪れるまで小瀧望のソロパートが無いということ。これってとても珍しくないかな!?ガヤはよく分からないけれど、歌のソロは無いよね!?キッチン立ってダンスタイム(これも括りとしては語り)しかソロパートがない中で、普段はあまり担当をしないラップ歌割りをいきなりぶち込んでくる構成に驚きを隠せなかった。WESTでラップを担当する神ちゃんや流星に比べると、のぞむさんの声質は丸くて柔らかめなのでラップをしても攻撃力が低いなぁとは今までも思っていたのだけれど、それは、例えば「Toxic Love」や24コンの内容でいうと「Dial up」等の比較的ダンスをメインとした曲の中で想定した場合に限ったことであることが分かった。わちゃわちゃした曲におけるラップでは、のぞむさんの歌声でもその役割ときちんと果たしていた。寧ろ声質の温かみを活かしたラップであったと思う。まあ、まだ生のパフォーマンスで見ていないのでなんとも言えないところではあるが、小瀧望には攻撃力の低いラップが似合うと思う。言葉の端がトゲトゲしていないというか、発音がフラットだからこそ出来るラップが今回のパラチャーでのラップだと思った。今後も是非ともラップパートに採用されて欲しい。

因みに、ダンスナンバー以外で今までのぞむさんがラップを担当していたことがあったかもしれないが、いかんせん記憶力がポンコツすぎて思い浮かばないのでそこは突っ込まないでほしい。それかそっと教えてほしい。今回は小瀧望に与えられたラップパートがとても長かった為による気付きということで何卒🙏🙏🙏

そしてもう一つ、パラチャーで私がラップと語り以外に気になるのぞむさんのパートは、ラスサビ前の照史くんのデブキャラ風ソロパートの裏で神ちゃんと「食いしん坊で〜〜大好きなのさ〜〜〜〜」とファルセットでハモっているところなので是非聴いてみてください。珍しくファルセットがノイズっぽいなーと思ったら子音がeだったからだと気付いて納得。口を横に開くファルセットは難しいもんね、まだまだ改善はできるから頑張れ頑張れ😭という気持ちになるので是非気にして聴いてみてください(?)下ハモの神ちゃんは地声でかっこいいよ。イヤホンで聴くと神ちゃんが右耳でのぞむさんが左耳だよ😎👍

 

さぁ、最後は『「ありがとう」じゃ足りない』。

正直なところ、私がこの記事を書こうと決めたのはこの曲を聴いたから。この曲で、小瀧望が七色の歌声を手に入れてしまったかもしれないと感じた。一番最後の「あなたを笑顔に 包み込めるならば〜」からのソロパート。歌詞もさることながら、その甘い歌声たるや…。あまりにも優しくて慈愛に満ちていて、且つ歌い方がアイドルらしくなくて脳の処理能力が追いつかなかった。どちらかと言えばアイドルよりもバンド的というか、クラシックギターか電子ピアノを切なく鳴らしながら歌い上げているような情景が浮かんだ。この部分をはじめて聴いた時、あまりにも知らない声だったので3回くらい巻き戻して聴いたけれど、聴くたびにこの優しい声が小瀧望だと確信ができて、危うくイヤホンのコードぶっち切るところだった。あぶない。

それくらい、聴いたことのない声に聴こえた。私の中でののぞむさんの優しい声というとAMLの二番のソロなのだけれど、それともまた違った質感で、やはりバンド的という表現が一番しっくりくる。この曲を聴いていると、なうぇすとでごりごりのバラードを歌い上げてから本人の中でもしかしたら色々と変化があったのかもしれないなと想像したくなってしまう。どう足掻いてものぞむさんの今後に期待しかできない。伸び代無限大だよ…………!!!

 

 

 

言いたい事は以上です。おいおいどこが七色の歌声だよ💢という質問(文句)を想定して述べますと、ただ単にWESTが7人だし七色しげちゃんという先駆者がいらっしゃるのでそこに乗っかろうというかパッと出てきた見出しがこれだったので使っただけです。

まあでもTerribleのファルセットとか、チョエクの冒頭とか、女の子っぽい歌声とか、そういったものも含めたら七色かな、と。多分同じように女声を担当している神ちゃんや照史くんもオタク的に見たら七色なんだろうなと思うので、ジャニーズWEST全員七色の歌声を持っているアイドルで良いよね。

小瀧望以外を自担に持つオタクの皆様、良ければ七色の歌声考察をお願い致します。私には自担だけで限界です……(ダイイングメッセージ)

 

取り急ぎ、新鮮な気持ちのまま綴りたかったので支離滅裂であることを承知で投下!JEさん、なうぇすとのDVD&Blu-rayの発売も楽しみに待っておりますぞ!